【KYCC message #3】社員インタビュー(エンジニア):中村 昇

エンジニア 中村 昇

1. (KYCコンサルティングに入社するまで)どんなキャリア、経験を積んできたのか?

独学でエンジニアに、フリーランスで活動

 大学時代は、ウェブエンジニア関係が専攻ではありませんでした。プログラミング自体は大学の講義でC言語に初めて触れたことがきっかけです。その際に、ウェブを利用すれば全世界に直接的に関与でき、自分が望むことが自身で成し遂げられるのではないか、と熱中しました。図書館で独自に調べてインフラなども独学で勉強していました。その経緯もあって、大学時代からフリーランスでウェブサイトの制作などの受注を始めました。それが面白くなって大学は退学し、エンジニアとして広告代理店や建築会社でウェブサイトの制作・管理、社内ツールなどの開発に携わっていました。その後、フリーランスとして独立後、2年くらいウェブサービスの開発に取り組んでいました。

2. どういう経緯、どんな理由でKYCコンサルティングに転職したのか?

「機械学習」に興味があり、RiskAnalyzeの開発に携わったことがきっかけ

 私は、エンジニアとしてやりたい開発があったため、フリーランスで活動していました。そのプロジェクトで飛内さん(当社の代表取締役 飛内尚正)と会う機会がありました。そこで初めてRiskAnalyze (リスクアナライズ)の開発に、フリーランスのエンジニアとして参画しました。現在のRiskAnalyzeの開発の一部に近年注目される機械学習がありますが、入社前当時、データを学習する方法の一つに、コンピューターが大量のデータを読み込みルールやパターンを分類させる、いわゆる「教師なし学習」を進めている途中でした。もちろんそれだけでなくRiskAnalyzeサービスでまだまだやりたいことがありました。KYCコンサルティングとしても成し遂げたいことがいまだ途中であり、その開発に携わっていきたいと考え、2022年8月に入社しました。

3. 入社後、どんな仕事をしてきたのか?

RiskAnalyzeの運用や、サービスの全面リニューアル

 プライベートでも勉強をし、得られた知識をRiskAnalyzeの開発で生かしたい、と考えています。これは私として勉強は義務かと思っています。RiskAnalyzeの新機能実装のほか、データ収集のためのツール作成やクラウド上でインフラの構築・運用管理も担当しています。ほかにもお客さまの問い合わせや社内からの疑問点・フィードバックを元に問題解決や改善に努めたり、万が一障害が起こった時のサポートを行ったりしています。また並行してRiskAnalyzeのリニューアル作業をしています。お客さまにとっての利便性を持ちつつ十分な情報を提供できるサービスとなるよう現在試行錯誤を繰り返しています。

4. どんなところに醍醐味を感じているのか?仕事に対する情熱やこだわりは何か?

最新の技術や情報の研究を業務に生かしたい

 世界のIT(情報技術)分野は著しく進展しています。個人的な時間にも、その最新情報の収集や、技術に関しても日々の研究や学習が欠かせません。その経験も業務の改善に生かせればと思っています。フリーランスで活動していたため、マネジメント経験がなかった私を、KYCコンサルティングが支援してくれました。そのおかげで、自信を持って職務に取り組んでいます。実際の仕事では、実装した内容が醍醐味になり、RiskAnalyzeを利用しているクライアントからの評価が励みになっています。また、今までの自分にはない経験ができていることがあり、何か返さなくてはいけないな、と思っています。

5. 将来的にKYCコンサルティングで成し遂げたいことは何か?

できる限り属人化を排除して、今までにない情報も提供していく

 RiskAnalyzeのサービスに初期から携わっていますので、最優先のミッションは競合他社には負けない、安定性とデータの充実性を確保して提供し続けることです。そしてユーザーが混乱なく利用できるよう、さらなる需要に応えたサービスの提供を目指しています。将来的には、できる限り属人化を排除したいとの思いがあります。  
 お客さまの企業内で、RiskAnalyzeにより、データ分析・抽出を自動化することで、人的なリソースは最小限に抑え、徹底的に効率化を追求していきます。また少なくともOFAC(米国財務省資産管理室)など、世界では、随時、リスクに関わる情報が更新されています。リスク情報を迅速に収集することは、企業間の取引や評判につながります。今後、今までにない情報も提供していきたいですね。ユーザーの導線もさらに使いやすいようにより良く開発していきたい、それが責任と考えています。