【KYCC Message#5】社員インタビュー(開発エンジニア):望月正俊

1)(KYCコンサルティングに入社するまで)どんなキャリア、経験を積んできたのか?

開発エンジシアとして約15年、オラクルのプラチナ資格をはじめ、さまざまな資格を取得

 振り返ると、私はモノを作ることが好きで、自然にエンジニアの道に進んでいました。これまで主に、ウェブシステムをメインに、3社に在籍しながら設計・開発・運用・保守などを担ってきました。ユーザーがログインして、クラウドサービスを利用するなどのシステムサービースです。企業からシステムやソフトウェア開発を受託するタイプのほか、自社で開発するシステムの構築などにも携わってきた経験があります。
 それぞれの時点で必要性を感じた時に資格を取得しました。情報処理技術者、Javaなどをはじめ、オラクルのプラチナ資格を取得しました。プラチナは、オラクル社による技術力認定試験では最高レベルの資格(当時)といわれており、オラクルマスター保持者の0.1%との公開データがあるそうです。しかし、これら資格は進化していますので、私の資格は過去の実績だとご理解ください。

2)どういう経緯、どんな理由でKYCコンサルティングに転職したのか?

次のステージを求めて転職  新しいことに挑戦できることを期待

 正直なところ、次のステージに転職したいと考えていました。そのような時、以前からの知り合いで、KYCコンサルティングに在籍している人から紹介されたのがきっかけです。当時、KYCコンサルティングは、開発に携わる人材を求めていました。飛内社長(当社の代表取締役 飛内尚正)と会い、ベンチャー企業が自社でRisk Analyze(リスクアナライズ)というシステム開発を進めていることに興味を持ちました。何か新しいことに挑戦できそうだ、と期待を抱きながら2020年11月に入社したわけです。

3)入社後、どんな仕事をしてきたのか?

Risk Analyzeをプラグインで活用

 社内のシステム構築のほか、Risk Analyzeを開発したり、プラグイン(plug-in)を作成したりしています。プラグインは、既存のアプリケーションソフトに新しい機能を追加したり、拡張したりするものです。例えば、一般的にPDF書類が閲覧できていることは、利用しているウェブブラウザ(主なものではGoogle Chrome、Safariなど)に専用のプラグインを利用していることで見ることができています。KYCコンサルティングは、お客さまや企業が、既存で持っているシステムやアプリケーションに、Risk Analyzeをプラグインで追加できるように進めています。まだまだ中身を充実していかなくてはなりません。(利用企業にとってより良いサービスとするために)もっとこうできる、もっとこうしたいなど、クリアすべき課題は少なくありません。開発の方向性は、宍戸さんとコミュニケーションをとって進めています。

4)どんなところに醍醐味を感じているのか?仕事に対する情熱やこだわりは何か?

課題は山積しているものの、裁量権が大きいことが魅力

 これまで在籍していた会社では、システム開発の際、組織的にチームで携わっていました。3〜4人の開発メンバーと、リーダーという構成が多いです。クライアントの要請に基づき、最適なシステム設計や開発を行います。ハードウェアの構造やソフトウエアの機能をみんなで考えて、担当する領域を分担します。その業務内容は、ユーザーに見せる部分(外部設計)に携わるのが好きという人もいれば、プログラムの構築(内部設計)が好きな人もいます。機能によって役割を分担することが一般的でしょう。
 KYCコンサルティングは、Risk Analyzeの全体を見ることで、まだまだ機能や性能を使いきれてないと考えています。私は、細かい部分も担当しています。課題は山積しているものの、裁量権が大きいことが魅力です。

5)将来的にKYCコンサルティングで成し遂げたいことは何か?

「KYCチェックはリード時点に自動で」を当たり前に

 現代は、クラウドベースのCRM(顧客管理システム)や、SFA(営業支援システム)、MA(マーケティングオートメーションシステム)が多く利用されています。その大手とされるsalesforce(セールスフォース)に、Risk Analyzeをプラグインとして導入できるようになりました。これにより、利用者が登録した時点で、KYC(Know Your Customer=本人確認)チェックができます。KYCコンサルティングの営業担当者は、積極的にこのプラグインを販売してくれています。
 このようなCRM管理システムで、リード時点、つまり潜在顧客や、興味を持ち始めた人が登録した瞬間に、自動的にKYCチェックがなされていることを当たり前の社会になってほしいです。そのために、まずは顧客が扱うデーターベースに有効なプラグインの開発を私自身が担っていきたいですね。