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電子契約サービス「GreatSign」オンライン完結型本人確認サービス「Great eKYC」と提携

企業向けリスクデータベースの提供、情報収集システムの構築支援、コンサルティングなどを手がける当社は、クラウド型電子契約サービス「Great Sign(グレートサイン)」、インターネットを利用した非対面完結の本人確認サービス「Great eKYC(グレートイーケーワイシー)」を提供する株式会社TREASURY(東京都渋谷区、代表取締役:山下 誠路 以下TREASURY)と提携し、Great Sign及びGreat eKYCに当社のコンプライアンスチェックシステム「Risk Analyze(リスクアナライズ)」を連携いたしました。

リスクマネジメントの専門家で構成されるレグテック(※1)企業である当社とアライアンスを組むことで、Great Sign及びGreat eKYCのユーザー様に対し、より安全性の高いオンライン取引の環境を提供いたします。

■提携の背景

コロナ禍で非対面での取引が急増する中、マネー・ローンダリングやなりすましなど犯罪形態も多様化しています。その脅威は年々高まっており、既に犯罪収益移転防止法(※2)で本人確認方式が厳格化されるなど、企業のコンプライアンス体制の整備は急務となっています。今回、電子契約・GreatSign/Great eKYCと親和性の高い反社チェックシステムと連携させることで、企業のコンプライアンス体制の強化を図るとともに、犯罪収益移転防止法等のニーズに対して両社のサービスの拡大を図ります。

 

■コンプライアンスチェックチェックツール「Risk Analyze」

国内最大級の約700カ所から公知情報を収集し、クローリング技術でAIが自動的に情報を選別・データベースに格納するコンプライアンスチェックシステム。労働集約型と言われる反社チェックをシステム化することで、ヒューマンエラーの解消及び低価格・迅速な情報提供体制を実現。金融業界に対してはAPI連携も行い、多数の金融機関で導入されています。また、データ提供のみならず、企業危機管理に長年精通した専門家による反社会勢力への実務対応まで対応できるのも当社の強みです。

 

■クラウド型電子契約サービス「Great Sign」

「Great Sign」は、オンラインで簡単に契約を締結できるクラウド型電子契約サービスです。これまで紙と印鑑で行っていた煩雑な契約および管理に付随する業務をオンライン上の管理画面を介して行うことができ、契約に伴うコスト、対応時間、契約書の保管スペースの削減や導入事業者の業務の効率化が可能です。電子署名法、電子帳簿保存法、e文書法の関連法案に凖処しており、法務省が指定する商業登記に利用可能な電子署名サービスにも認定されています。

■概要
・提供開始日:2022年2月頃を予定
・対 象 者:電子契約サービス「Great Sign」の有料ユーザー(月額8,580円(税込))は追加料金なしで利用可能
・利用方法 :有料プランのサービス画面で条件を了承することで、API連携による利用が可能
・料金形態 :個人・法人の反社チェック1件当たり220円(税込)

 

■今後の活動方針
TREASURYとタッグを組み、オンライン取引の促進及び安全性の再確認に向けたリテラシーの普及活動を実施。TREASURYと繋がりを持つ士業事務所を対象とした啓発セミナー等のプロモーションに加え、金融業界へのアプローチにも着手いたします。
今後は機能連携にとどまらず、両社の販売網を活かすことで、マーケットの相互シェアによるシナジー効果を図って参ります。

 

■株式会社TREASURYについて
弁護士や税理士など士業専門家を中心に構成。電子帳簿保存法の第一人者である袖山喜久造氏(税理士)や、電子署名法に精通した弁護士らが同社顧問を務めています。“DX推進企業”として、電子契約サービス「Great Sign」をはじめとしたTech事業、不動産業界に特化したDXコンサルティング、SE人材の紹介・派遣業等多角的に事業を展開。特に近年コロナ禍で需要が高まっている電子化では、電子署名法や電子帳簿保存法等のコンサルティングを通じて全国の士業事務所との連携をメインにGreat Signの導入拡大を進めています。

代 表 山下 誠路 氏

所在地 東京都渋谷区神宮前1-5-8神宮前タワービルディング14階

設 立 2016年8月

資本金 310,000,000円(資本準備金含む)

U R L  https://www.greatsign.com/

 

■KYCコンサルティング株式会社について
来るべき情報流通社会を見越した先進的な情報マネジメント、Reg Techソリューション企業として、自社開発のAIによるオルタナティブデータを活用したデータのファインディングやキュレーション等のほか、その精緻なデータとリスクマネジメント専門家集団による豊富な経験、ノウハウに基づいたコンサルティングサービスを提供しています。
「KYCの社会インフラ化」と今まで価値のなかった情報に光を当てる「NothingにValueを与える」ことをミッションに、「海外KYC先進国の水準をわが国に」を旗印にした先進的レグテック企業です。
金融庁・日経新聞社主催「FINTECH SUMMIT 2021」レグテック部門へもノミネートされました。

 

■今後の展望
リモートワークの普及や電子契約・電子署名に関連する法整備に伴い、電子契約の導入は急速に拡大する一方、電子契約に関するリテラシーの普及率は緩やかな増加傾向にあります。全国の士業事務所様との連携により中小企業に対してリテラシーの向上に努めるとともに、Great Signに新たな付加価値を与えることで、安心・安全なオンライン取引の実現、ひいては国内におけるDX化の推進に努めて参ります。

※1 RegTech(レグテック)は規制(Regulation)と技術(Technology)を組み合わせた造語。主に新しいITを活用して複雑化・高度化が進む金融規制に対応する金融ITソリューションを指す。
※2 マネー・ローンダリングやテロ資金供与防止を目的として、特定の事業者が取引する際の本人確認等について定めた法律。