【LAETOLI株式会社】業務の引き継ぎがスムーズに完結!担当者が変わっても調査レベルを一定に保持・単純なシステム操作による調査・管理で作業の効率化を実感

LAETOLI(ラエトリ)株式会社は、不動産特定共同事業法を活用した、不動産投資型のクラウドファンディング「COZUCHI(コヅチ)」を運営しています。
同社は、2021年2月に、当社の「RiskAnalyze」(リスクアナライズ)サービスを導入し、現在も利用しています。同社でリスク管理業務を担う取締役である小林秀豪様と荻野百合様にお話を伺いました。

LAETOLI株式会社
取締役 小林秀豪様
荻野百合様

単純なシステム操作や管理で使い勝手の良さを実感

当社のRiskAnalyzeを導入するまでの経緯を教えてください。

 当社は2021年9月に、サービス名称を旧名称「WARASHIBE」(ワラシベ)から「COZUCHI」へリニューアルしました。貴社のRiskAnalyzeは、旧サービス時から利用しており、当時のリスク管理業務の担当者が選定し導入を決めています。担当者が変わりましたので、詳しい導入経緯はお伝えできませんが、継続してサービスを利用していることには明確な理由があります。

 それは、担当者が変わる際、調査業務を引き継いだ時の使い勝手の良さです。システムに余計な機能がないので、簡単に覚えることができました。引継ぎ後も、以前と変わらない調査レベルが保てています。

サービスを導入して感じている効果はありますか。

 通常業務を行う上で、特に魅力を感じている点は、システム操作の簡易性です。個人の調査は、氏名と生年月日を入力するだけです。調査件数が多い場合でも、自社の既存データをCSV形式で取り込むことだけなので、時間や労力を大幅に削減できました。

 調査結果を確認する場合、検索と同時にデータが記録されるため、調査日を入力するだけで瞬時に確認できます。その機能のおかげで、調査結果データの管理が効率よく進み、非常に便利だと感じています。

通常の調査業務でRiskAnalyzeをどのように活用されているか教えてください。

 当社の反社会的勢力に関するコンプライアンス調査の対象は、取引先企業と個人の投資家です。調査件数で多いのは、圧倒的に個人の投資家です。毎日、当社サービスの会員登録と同時に、投資家登録の申請が届きます。申請時の本人確認資料を基にRiskAnalyzeを活用したコンプライアンス調査を実施しています。

 一日の調査件数は、少ないときは20件ほどで、多いときは100件ほどです。調査結果に「ネガティブ情報」が抽出されなければ、申請を承認する流れです。

RiskAnalyzeを活用する中で疑問点や困っていることがあれば教えてください。

 風評検索した際にキーワード内容と合致しない記事まで検索結果に抽出されました。こちらは何らかの対応が可能でしょうか。

2023年4月に風評検索機能を改善しました。課題となっていた「名字のみ合致する対象の検出」や「無関係な記事の大量検出」などが大幅に減り、利用者に負担の少ない状態で風評の確認ができるようになりました。ぜひご活用ください。

IPO実現を目指し、リスク管理を徹底 RiskAnalyzeがより一層重要に

RiskAnalyzeを活用して、今後欲しい機能や要望などがあれば教えてください。

 当社は、IPO(新規上場株式)を目指し、リスク管理の徹底を図っているため、RiskAnalyzeの重要性はより一層増しています。ネガティブ情報に対して、同一性を判定するための根拠となるデータを収集する際に、年齢や住所から同一性の確証を得るため、作業に苦労しています。複数の記事を確認したり、本人確認の資料と記事情報を照合したりして判断を行うため、時間がかかるのです。同一性の判定も貴社のサービスで対応できれば助かります。

弊社は、IPO支援も行っています。支援策の一つとして、RiskAnalyzeで抽出された対象の同一性の判定や深掘り調査なども請け負うことが可能です。コンプライアンスに関するコンサルティングにおいては、20年の実績がありますので、困り事の際には気兼ねなくご相談ください。

本日はありがとうございました。