次世代RegTechカンパニーの当社はKYB(Know Your Business: 法人確認 )サービスの提供を開始

〜登記簿謄本の準備不要、法人の実在性確認とコンプライアンスチェックを即日完了〜

当社はこの度、KYCCのコンプライアンスチェックツール「Solomon」の新規機能として、法人取引時に発生する法人の実在性の確認業務の効率化を実現させる「法人確認」サービスを提供することになりましたので、お知らせいたします。サービス事業者は、取引先企業に登記簿謄本の準備・提出を求めることなく、法人番号のみで取引先企業のKYB(Know Your Business: 法人確認 )における実在性の確認を自動化することが可能となります。

Solomon for KYB法人確認サービス概要

従来の業務プロセスは法人向けサービスの登録完了までに数日要する

多くの法人向けサービス事業者では、AMLや不正な取引の未然防止のため、存在しない架空法人や実在しない担当社員による不正利用を防ぐために、取引先企業に対して口座開設等の取引登録時に登記簿謄本の提出を求めることで、法人の本人確認=KYB:(Know Your Business)が行われています。従来の登録確認プロセスは、取引先企業においては登記簿謄本の取得、サービス事業者においては謄本の内容確認をする必要があるため、登録完了までに数日要してしまうことが課題となっています。
個人に対する厳格なAML対策や取引開始までのリードタイムの短縮などのスピードアップについては、これまでKYCCにおいてもSolomonをはじめとした各種サービスやコンサルティングにおいて行政や社会全般の求めるハイレベルな基準に対応してまいりました。
しかしながら昨今の行政や社会全般からのKYBに対するより厳格な取り組み要請やスピーディな業務フローの改善は各企業へのマスト事項となっております。
これら各方面からの要請に応える形でKYCCはKYBにおける、より厳格な体制の確立と取引開始までのリードタイムを極限まで短縮する背反する要請を両立いたしました。
個人のKYCにおけるKYCCの次世代のツールやその思想が、KYB分野においても実現したことになります。

Solomon for KYB法人確認サービスは即日登録完了を実現します

KYCCが運営するSolomonによるコンプライアンスチェックは、公知情報をAIによる自然言語を分析する技術を用いて、取引先のリスク要因を判定し情報提供しております。
今回リリースするKYB法人確認サービスは、サービス利用者に法人番号を提示いただくだけで、法人番号の登録の有無、法人名、本店所在地を即時に確認いただくことができるサービスです。
これにより、サービス事業者は、自社のWebサービスとSolomonをAPI連携することで、取引先の法人確認とリスク調査を即日完了することが可能となるため、サービス事業者と利用者の双方の業務効率化に貢献いたします。

■KYCコンサルティングが提供する『Solomon』について
『Solomon』は、当社が提供する、コンプライアンスチェックにおける属性チェック、アンチ・マネーロンダリング(AML)、公的要人(PEPs)、テロ資金供与対策(CFT)、汚職・腐敗などをチェックするためのリスクデータベースであり検索エンジンです。
インターネット上のニュース記事やSNS などのリスク風評、自治体や官公庁の発表した情報などの公知情報を⽤いて、広範囲にコンプライアンスチェックを⾏えるサービスです。国内最⼤級(※ 1)、約700カ所からリスク情報を取得、さらには500万件に及ぶ海外リスク情報も保有するなど、国内・海外のリスク 情報を同時に、かつ広範囲に、またスピーディに取得できることが強みとなっています。
徹底的なシステム化により、自社システムやプラットフォームに『Solomon』を連携することで利用者はいままで多くの時間と労力を要したコンプライアンスチェックをスピーディーかつ効率的、有効に実施することが可能となり、企業のコンプライアンス業務のコスト削減ニーズにもお応えできます。
(※1)KYCコンサルティング調べ(2022年9⽉1⽇現在)

■本件に関する問い合わせ先
KYCコンサルティング株式会社 営業部 E-mail info@kycc.co.jp